なんか引っかかるものがある

20~23日の4日間、市からの依頼で、米原海中公園付近のオニヒトデ駆除をおこないました。
私が参加したのは21日からの3日間。
成果としては初日ゼロ匹。
21日1匹(私がとったもののみ)。
場所を少し変えて22日18匹。
そして最終の23日今日が28匹。
広大な面積で駆除を展開したのに4日間で50匹にも満たない数字でした。
これはごく普通に自然の状態でいるものを駆除したという数字です。
オニヒトデは確かにあちこちで大量発生し、すっかり悪者扱いされていますが、オニヒトデだって普通に生きていていいはずです。というより全くいない方が異常です。
大発生により生態系に異常を来したのでなければ目の敵にするべきものではないはずのものだと思うのです。
市としては予算がついて(予算が余って)、駆除を行ったという事実(ポーズ)が欲しかったのであって、本当の目的はどうでもよかったのだと思う。
依頼するならいきなり駆除ではなく、まず、調査ではないだろうか。
そんなことを考えてしまった3日間でした。